私の好きな台湾歌手10人
私の好きな台湾歌手10人を選んでみました。台語、国語どちらが主体でも、それににかかわらず選んでみました。 1.卓依[女亭] 私の一番好きな歌手であるが、ご存知の通り童星出身の歌手ではあるが、それよりもむしろ大人の歌手として高く評価しています。台湾山地情歌、中国山歌、黄梅調、賀歳專輯といった具合に私の好きなジャンルを最も幅広くカバーしてくれる歌手である。単に幅広くカバーするだけでなく、どのジャンルもまったく破綻なく聞かせてくれる。もっとも安心して聞ける歌手である。童星時代は台湾さらにはマレーシアにも深く歓迎されていました。現在は台湾ではなく大陸を主な活躍の場として大きな発展を遂げました。 2.方婉真 台湾歌手というよりは台語歌手として最も高い評価をしています。その点では卓依[女亭]以上といえる。童星歌手であるが、その枠を取り外したとしても台語歌手としての評価はNo.1である。 最初の個人アルバムの『彩虹』は可憐な外見とは裏腹に強烈なうなりを交えた激しい表現に驚かされる。日本にもうなりで有名な歌手がいましたが、それとはまた持ち味が違ううなりである。しかし、日本のその歌手とは比較にならないほど巧いといえる。『彩虹』などはあまりの激しいパッションのため逆に売れなかったのではないか? その反省からか、次の『願望』ではかなり優等生的な路線のアルバムになっている。でも私個人としては『彩虹』のように常識の枠を大きく超越したアルバムのほうが好きなのである。この歌を聞けば大人になれば、どれほど凄い歌を歌ってくれるのか、計り知れないものを感じるが、残念ながら童星のまま終えてしまった。上手い歌手なら他にたくさんいますが、いずれも優等生歌手にすぎない。もし天才歌手がいるとすれば方婉真以外には考えられない。返す返すも残念である。 3.李嘉 李嘉も童星時代から活躍しているが、方婉真とはあらゆる意味で対極的であるといえる。李嘉は激しい表現とは無縁などこまでも天使である。天使度ということであれば卓依[女亭]以上である。それだけに彼女の場合は限界も感じるが、可憐で清らかな歌声を最大限に生かしたアルバム作りがされているので、その割には歌手寿命は長いと思います。方婉真も李嘉もタイプはまったく異なるがどちらも好きです。 4.石小倩 卓依[女亭]と似たタイプの歌手で元来好きなタイプだといえる。卓依[女亭]より一足先に北京語で大陸に進出しています。台湾歌手であっても、台湾より大陸の方が知名度が高いようです。 5.黄思[女亭] 黄思[女亭]の歌唱としては、方婉真と李嘉との中間的な感じです。穏やかな歌唱の中にあって、曲によっては適度なうなりを交えたりしています。彼女の歌には心の琴線に訴えかけてくるような切々としたものがあります。そうはいっても深刻なものではなく、癒し系の歌手の代表みたいなものだといっていいでしょう。 6.許巧盈 日本曲のカバーのアルバム1枚しかないが、とても若い歌手で初々しいとてもいい声の歌手です。もっとたくさんのアルバムが欲しいがなかなか見つからないところをみると、華ばなしい活躍をすることなく歌手寿命を終えたのであろう。この人も残念な結果に終わった1人といえよう。 7.呉淑敏 大人になってからは普通の歌手になってしまった感じでやや残念な気もするが、童星歌手としては高く評価しています。非常に歌唱力は高く、適度にアクもあり大変魅力的である。卓依[女亭]の直後に同様な路線でデビューしてきたようである。ビデオが多数存在することからもわかる。歌を聞く限り童星歌手としては卓依[女亭]と比較しても遜色はない。 8.蔡幸娟 比較的早い段階に知った台湾歌手です。北京語が主ですが、外見と同様の柔和で清楚な歌は大変魅力的です。 黄思[女亭]と同じような癒し系の歌手といえよう。 9.韓寶儀 卓依[女亭]、石小倩などと同様に台湾歌手であるが、台湾より大陸での知名度が高い歌手といえよう。 卓依[女亭]が北京語に転向し大陸に進出した際に範にしたのが韓寶儀であろう。当時は韓寶儀のカバーが多かったのである。「粉紅色的回憶」という明るい歌の存在が卓依[女亭]とダブルのであろう。それだけにファンもかなり共通しているように思われる。 10.春妹 |
好きなアルバム各1枚選んでみました
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